先生は意地悪だ　　

午前中のコーナー遊びの終りには、年中、年少で集会を行っています。
子どもたちが落ち着いて過ごせるように、年少、年中の椅子を交互において座るのですが、2学期には、自分達で椅子を並べ鞄や水筒を用意して、保育者を待つようになっていました。
仲良しの友達（Ｓちゃん）が出来、隣同士で座りたいＯちゃん。年少の椅子を二つ並べて鞄を置き、見つからないようにこっそり過ごしています。　それを見つけた年中のお姉さんは「年少　年少（年少の椅子を2つ並べるのは）はいけないんだよ！！」保育者も「順番にしようか？」と声をかけました。
「え～、Ｓちゃんの隣がいい。Ｓちゃん好きなのに。　お隣ダメって先生は意地悪だ！！」
「意地悪って・・・」と、思わず絶句。
子どもたちが落ち着き安定した生活の為に、形を作り繰り返す事は大切ですが、子どもたちが先生に対しても必死に思いを出してくる姿を、嬉しく感じています。

(保育者より)