朝の時間の豊かさ(年少）

1学期、お母さんとの離れ際に涙が出る事が続いていたＴちゃん。２学期、登園時間が早くなると、１日の始まりがＴちゃんの時間の流れで、ゆったりと始まるようになりました。
毎朝園に来ると、山もりの洗濯物を保育者と一緒に畳むようになり、「Ｔちゃん、タオル畳めるよ。お母さんのお手伝いしているから。」　「昨日、ねーねと喧嘩した。だめよっていったから、怒ったの」
「お家のお豆とかぼちゃ、食べるのが好きなの。お母さんが美味しよって言った」
「お部屋にハンカチ落ちてた。これＹちゃんのだよ。昨日遊んだ時に持ってた。」と、何気ないおしゃべりをしながら過ごし、その時間はＴちゃんにも保育者にも大切な時間になってゆきました。

すると、不思議な事に色々な先生や友達に自分から関わる様子が広がっていったのです。そして、いつもの何気ない会話からは、Ｔちゃんの日常を感じる事が出来るです。

(保育者より）