演じながらのペイジェント
~ベツレヘムに出かけよう~
「先生、今日もベツレヘムに出かけよう」「マントをしないと、砂漠って寒いし、砂が飛んできちゃう」「ロバに乗っていこうかな?ラクダがいいかな?」そんな言葉で始まるペイジェント(の練習?!)。
沢山歌った後に、『どんな?どの?役をやってみたいのか』と聞いてみた。預言者と羊かいが誰もいない。
(3クラスの子どもたちに、問いかけてみた)
T フェスティバルは、みんなで考えて作っていったけど、ペイジェントはどうする?
先生が「こうやりますよ」「○○ちゃんは、△△の役をやって下さい」って決めてもいいかな?
子 えーやだー
T でも、これからどんな役をやりたいですかって、話しながら決めたいけど、今日羊飼いと預言者いなかったね。みんなが嬉しい気持ちでペイジェントをやりたいけど、羊飼いいないとね・・・
H うん 天使が「赤ちゃんが生まれますよ」って言えなくなっちゃうね
T どうやってみんなのやる役 決めようか…
S 昔はどうやって決めてたの??
T ≪その言葉に 驚いた!!≫ 前は先生が全部決めたんだよ。「○○ちゃんは、マリアさんですって」
子 え~
T でも、それはおかしいんじゃないかなー、子どもたちと話して決めたいなーって思って変えたんだよ。
でも、「これじゃなくちゃ嫌だ!! それしかやらない!!」っていう子もいたから、先生も困っちゃったんだ。
だから、どうやって決めたらみんなが嬉しい気持ちでペイジェントを迎えられるかなって、考え中。
M君 みんなで相談したらいいんじゃない
Rちゃん 違う役でもいいですよって譲れる人がいてもいいんじゃない?
Hちゃん でも・・・ 1年(年中の頃から)やりたい役あって、それで(譲って)悲しくなるのは嫌だな・・・
S君 俺も、うさぎの時から(満3歳児)ペイジェント見てて、やりたい役あったのに…
大人の思いや気持ちを伝えつつも、答えを決め過ぎず、子どもたちに問いかけ、訊ね、対話をしながら、一緒に作る事に心を傾けて過ごしてゆけるように。
(クラス担任より)