でっかい空と草原のなかで・・・!
クラスごとに園外保育に行ってきました。近くの土手なのですが、とにかく気持ちが良いのです。春の風と陽射しが心地よく子どもたちはよく走り回り、寝転がり、背丈ほどの草に足を取られ転んでいました。
特に感じたのは、年少さんたちはまだクラスの輪から外れて一人動き出すのですが、荷物を置いてクラスの“基地”を作った後に、その一人の行動にさり気なく寄り添うと、草原(くさはら)を、声を出して駆け回り、弾けるようにはしゃぐのです。“ふう~”と吹くと風に乗って飛んでいく種をみつけるとゲラゲラ笑い何度も飛ばし、繰り返し追いかけていました。
担任に「一緒に行くよ」と声をかけられても聞く耳を持たず、目の前の楽しさをめいっぱい満喫しているように見えました。園での生活では、まだ一緒に活動することに意味を感じていない年少児でも、十分にやりたいことをしたその後は、自分からお弁当の輪に集まり共に食べ、園に帰る集まりにも自然と参加していました。でっかい空と草原の力を感じた園外保育でした。