余韻を楽しむ ~劇遊び~
劇遊びを終え、また新しい1週間が始まりました。劇遊びで使った布や段ボールを片付けていると、「今日また劇やるよね! 衣装(衣装と言っても、自分で作った物)持って帰って忘れてきちゃった。もう1個作ろう!」と、早口の年中Mちゃん。布にマジックで絵を描き作っていると、年少のYちゃん、Aちゃん、Hちゃんも「劇の洋服作る。 年長さんみたいなの。」と集まってきて作り出します。みんなが何かを呟きながら作っています…
よーく聴いてみると、幼稚園中のグループの劇の歌を歌いながら描いていました。♪おばけのうた ♪山男とふろふき大根 ♪がぼがぼ丸 ♪はだかの王様 ♪ねずみの引越し まだまだ沢山です。
子どもたちが自分のグループだけではなく、友達の劇にも関心を持ち楽しんでいた事に、気づきました。お弁当の後、年中、年少での活動。「ねー、劇しようよ。」「私、年長のN君やる。」「私、Kちゃんやる!」 みんな、どの役のセリフも言え、最後まで劇が流れてゆくのでした。
劇遊びが終わりではなく、生活の繋がりの中で、子どもたちと共に劇遊びの余韻を感じ、表現する事を楽しみ日々を過ごしたいと思います。
(保育者より)