観劇にいってきました!
仲間と劇遊びへの日々を過ごす中、今回は子どもたち自身が劇を観劇する機会を持ちました。
前日、「明日は、劇場にお出かけです。おしゃれをして来て下さい。他の幼稚園の人たちもいるからね。他の幼稚園は子どもと先生だけで来るから、小さな子が騒いだら静かにするよって教えてあげてね。」と年長達に伝えました。 当日、親子でおしゃれをして集合。早く来た年長の親子が、「他の幼稚園は子どもだけできてるね。昨日先生がお話ししていたね。」とホールの中で静かに待とうとする様子があり、子ども達に伝えた事で、幼稚園とは違う公共の場を意識して過ごす姿を嬉しく思いました。
『八郎』の劇が始まると、途中少し怖くなったのか?保育者の手に触れながらも見る年中のKちゃん。ところが、八郎が海と戦う場面になると、握る手にぐっと力が入りました。「少しだけ、怖くて可愛そう…」と、小さな声でつぶやきながら…
年少さんには、少し難しいかな?と思っていた『八郎』でしたが、Y君は、身動きひとつせずに物語の世界に入り楽しむ姿がありました。Y君は、幼稚園でも絵本が大好きで、『3匹のやぎのガラガラドン』や、『ぞうくんのさんぽ』『ぺちゃくちゃばーぶー(年少版10月号)』等の世界を楽しんでいるのです。
楽しい観劇でしたが、この経験が子どもたちの劇遊びの表現やお出かけ(公共の場)での過ごし方を考えるきっかけになるのでは…と、なんだか楽しみになりました。
(写真は別場面 園庭の焚火風景)