葉っぱのお手紙 ―子どもの言葉がおもしろい―
この日は何となく園庭の机に黄色く色づいた“柿”の葉を、保育者と数名の年中児たちが一緒に並び始めました。柿の葉に黒い模様があり、保育者が文字に見立てて「お手紙だ」と読んでみると、年中男児が葉っぱを目の前にしてまじめな顔で読み始めました。
「秋の森はきもちくてすずしかったです。今はちょっと違う感じで色々な色の花火みたいに見えます」と始めると、勝手に交互に始まりました。「ひかりぐみ、ゾウ(年中)さん警察。いつも見守りしてくれるので、葉っぱも色んな形と色になってきました」「いつも朝、昼、夕方、夜の順番になりました。それで一週間です。葉っぱも少しずつ変わったきます。」「季節も良くなってきました。色んなくだものがなっていますので、是非食べてみてください。」「秋の庭はいろんなもので、いろんな自然でできています。葉っぱも自然だから是非くだものとってみてください。」
最高にかわいらしい年中児たちのお手紙でした。
(保育者より)