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先生、ちくちくしたい」    針を持つ経験 

出来事

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子どもたちは、様々な事に興味を持ちます。
大人が難しいのでは? まだ早いのでは?と思う事でもやってみたくなるのです。

年少さんは小さなフエルトやストローを毛糸にただただ通し続けたり、お姉さん達を見て「鞄作りたい」と始めてみますがまっすぐには縫えず、あちこちに針が進みます。布はく“るっ”と丸まってしまい鞄にはなりませんが、それでも自分でやってみた事に大満足です。
年中や年長になると、繰り返してきた経験からひと針ずつ丁寧に縫えるようになり、縫い目は大きいですが鞄やハンカチ?を作り身に着け喜んだり、 刺繍枠を使い、絵を描くように(形を縫うのではなく、なぐり書きの様に)針を進めるようになってゆきます。

多くの子どもたちの中で針を扱うことは大人の管理が必要ですが、「難しいから・危ないから」という大人の価値観ではなく、少し難しい事でも「お母さんや先生みたいにやってみたい」という思いや経験を大切にしたいと感じています。

(保育者より)