クリスマス準備(アドベント)
キリストの降誕をお祝いするクリスマスの準備をするアドベントに入り子ども達は、クリスマスの讃美歌を歌い始めています。また、一年間楽しんできた泥遊びから始まり、木の実や葉っぱ、虫、動物、そして箱、紙、粘土製作、そして、年長児になると布や針を使った縫い物、電動糸鋸やノコギリ、トンカチなどの木工製作を楽しんできたものを生かして、その子の楽しんできたクリスマスのプレゼントを製作しています。
製作とは言っても、子どもによっては作りたいものが出てこない子どもは“クリスマスのお話し”が題材になると難しく気持ちが乗りません。年長児がこの時期お話を聞いている、そして、これから演じる“ページェント”(キリストの降誕劇)に期待を持てないでいるのか、または、さまざまな素材を扱うような作る作業自体の経験が足りないのか、ならば現在のその子の興味は何?扱える素材は?と話し合われてきました。
■年長児たちの会話 弁当を食べながら作った人形を眺めて「羊もご飯食べてるよ」「かわいいな~俺たちの人形、話してるよ。羊逃げないかな~」「いいか羊ベツレヘムまで付いてこいよ」「オオカミと戦うときは口でひもをくわえるからな」「ベツレヘムまで行ってイエス様を見にいこう」
こんな、最後の園生活でしたが、それぞれに気持ちを向けることのできた“クリスマスプレゼント”となりました。皆様、一年間ありがとうございました。ご家庭でもよいクリスマスをお迎えください。