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鼻歌をうたいながら

出来事

子ども同士のかかわりの変化は繰り返されるのですが、同じような“匂い”を嗅ぎ分け時をかけて友達をみつけていく様子には子どもたちの“繋がっていく力”を感じます。ある子どもが毎日繰り返している遊び場面では、さまざまな友がやって来ては問題が起こり自分の仲間ではない、場ではないと感じたり、時には自分の思いどうりになる子とある時期かかわりが見られ、その相手側の子にとってもよい時間となることもあります。長い期間、物の取り合いで葛藤して挫折し、喧嘩となり、相手によっては喧嘩もできず泣いて助けを求めたり、時に保育者に声をかけられ立ち直ったりと、こんな泣き笑いの、子どもにとっては本気のドラマが毎日あちこちで繰り返されているのです。

あるところでは、数か月こんなやりとりを繰り返してきて、ある子と出会いお互いが対等に思いを出しあい、その上お互いに鼻歌を歌いながら弾むように楽しんでいる場面も見ることができました。なんとも微笑ましい姿に見えてきました。

鼻うたを歌いながら