子どもでも扱える虫たち
春の季節となると子どもたちは、毎年のように虫集めに没頭ししゃがみ込みます。集めては箱や袋に入れて持ち歩いたり、ケースに移し飼育する姿が見られます。ともすると虫の扱いが“おもちゃ”のようになり“虫で遊ぶ”ことの難しさも感じます。また、大人からは「ケースに入れる、飼うなどは不自然なことだ」等とも声をもらいます。
しかしながら、私たちも子どものころ虫を集めて遊んできたように、カブトムシやクワガタなどの誕生にワクワクしたり、愛着を持って飼育し不思議を感じたりと、体験を通して興味や関心を持ってもらいたいと感じます。大人が子どもを管理しすぎることのない生活のなかで、大人として伝えなければならない“命”について、また“人としてしてはいけないこと”など思いを伝えながらも、興味関心を持って触れて欲しい、感じて欲しい、共に考えて欲しいと思います。
そして、これから先、神の創られた自然界の命ときちんと向き合える大人となってほしいと願います。