3歳児の“くっつけたい” ②
(写真は別場面)
見守ることを大切にしているが、3歳児なのに助けなさすぎでは?とも意見が出る。最初の時点で「どうしたいの」と声をかけず様子を見ていたこと、次に、立てて貼り付ける方法を伝えたり、アドバイスしなかったこと、諦めかけた時に少しでも支えることができたのでは、もってきたのに「出来ないね」だけで任せたこと、そして“できた”という達成感まで持って行こうとしなかったのか?など、子どもの状態により違いはあるが、よく突き放した?とも感じた。彼女はまた明日作りに来るであろうか?テープ、マスキングテープ、ガムテープと変えていったことは、貼り付けるものが悪いと試していたのか? でもなんとかしようと考えていたのでは? 自分で動く、考える、試行錯誤するためには、大人の側にかなりの力量とその意識が重要であると感じられた。
これで良かったのかは今の時点で答えは出ないが、保育者が考え共有したことを良しとし、これから一年をかけてこんな彼女たちの遊びの変化や様子を見ていきたい、そして保育者の役割を考えていきたい。