新学期の遊び
この新学期に大切に思うことは、特に新入園児とはじっくりと座り込み向き合います。子どもの話をよく聞いていると、どんな生活、経験をしているのか、どんな遊びが好きなのか、今、どんな状態であるのかなどがよく見えてくることと、気持ちが繋がっていく経験ができるのです。子ども達も不安で安定を求めていることもあり“自分に向いてくれる人”や“助けてくれる人”、“分かってくれる人”“さり気なく、魅力ある遊びを共に楽しんでくれる人”“きちんと教えてくれる人”が必要なのです。
また、こんな関係をつくり出すために新学期大切にしているのが砂、土、水、泥、虫、動直物、そして、紙、布、段ボール、空き箱、木などの変化し作り出していくことのできる“素材”で、これらを扱う遊びを通して共感し“緩やか”に子ども達と繋がっていくのです。