葛飾こどもの園幼稚園 こどもの園ホームページへ

“子どもがつくる”って言ったじゃない!!

出来事

img_1050

今年も“青空フェスティバル”(運動会)は、子どもが“自分たちがつくっている”という思いを持って生き生きと表現してほしいと願い、ここを今年のテーマとし保育者同士、また子どもたちと確認し合いました。具体的には、「今年のフェスティバルは~のようにしたいと考えているんだけど」や「どうしたら良いか悩んでいる」というように子どもの思いが出てくるようにし、出てきたものはどんなものでも受け止めて、保育者の思いも伝える。否定しない。保育者のやりたいことを始めから押し付けない。少人数で話し合いどの子の意見も引き出す。子どもと保育者で考える、などです。保育では当たり前のことなのですが、意外と出来ていないのです。恥ずかしながら・・・。

父母会でも話していたので、あるお母さんから子どもが「最近先生たちは、子どもがつくるんだよ、と言っていたのに、先生が決めてしまうんだよ」と家で話していると言うのです。そこで急きょ年長児数名が集まり気持ちを聞くと「~まではよかったけど~からがおかしくなってきた」などと、子どものつたないが気持ちのこもった豊かな言葉で話し出すのです。こんな思いがあったんだ!と感心し“これだ!”という思いになりました。そして「みんなを集めて伝えよう、この部分作り直そうと」と年長児たちが、さらに自分たちで動き始めたのです。