納得するまでやってみる

心地よい季節となり、新学期が始まりました。子どもたちは“待っていました”とばかりに弾けています。

木工コーナーで真剣な年中さんの表情を見つけました。“作りたい”と何かをイメージして３、４０分ほど必死なのですが、板が厚すぎて釘がとどきません。「見てごらん釘がでないでしょう」と説明するが「何本も打てば大丈夫！」とやる気満々。（心の中で“おいおい聞かないね！”）その後集中して３本ほど打ち込み「先生、やっぱりダメだ」とやってくる。大人が見ると“できない”と思うことも、子どもにとっては無駄でなく経験して納得するまでやってみる、そして、この経験して体感する“この時”を大切にしたい、と感じたエピソードでした。