私たちで考える“新しい生活様式”⑧ ~僕たちが出来る事~
3学期が始まろうとしている時に『緊急事態宣言』が発令され、改めて子ども達との幼稚園生活を考える事になりました。大人達だけで考え動くのではなく、子ども達もきっと何かを感じている事があるのだろうと思い、聞いてみる事にしました。
保:『緊急事態宣言』っていう言葉聞いた事ある? 今ニュースで沢山言っているね。お家でお母さんと
お話ししたりした?
R:今回のは、前の時と少し違うってお母さん言ってた。みんなで考えないといけないって。
A:外に出ちゃダメになった。
S:幼稚園の後、友達と遊べない。友達の家にも行けなくなった。
C:お店とかどこかに行く時にも、絶対にマスク。
B:外にご飯食べに行けなくなった。だから、(幼稚園の)お誕生日会もみんなでしたいけど、今は出来ない。
A:公園にも行かれなくなった。この前「公園に行きたい」って怒って泣いちゃった。でも、お母さんが「ダメだよ」って。今は、大人とかお母さんが考えて決めないと子どもが元気に遊べなくなるって。
B:前の時(1学期の緊急事態宣言時)は、幼稚園に行って休んで、休んで休んで行ってってなったけど、今は毎日幼稚園に行けるから、それは前とは少し違う。
S:ダメな事とか出来ない事がいっぱいになった。
保:大人もいろんな事を気を付けないといけないし、ダメになった事もいっぱいになったけど、みんなが考える事、子どもでも出来る事って何かな??
A:お弁当の時間、静かに食べる。話をすると菌が飛ぶって。だから食べ終わってマスクするまでは話をしない!!
S:前の時(2学期)は、お弁当で少し話をしたくなっちゃたけど、今は部屋の中が凄く静かになった。
T:忍者みたい!
Y:「マスクするよ」「くっつきすぎないよ」って年長が伝える。幼稚園で1番大きいから。
R:バスの中も話さない。ソーシャルディスタンス!
子ども達の健康や生活を守る為に、大人が安全や清潔を考え行う事は当然であり大切な事です。
しかし、「なぜ、今公園に行ってはいけないの?」「なぜ、お弁当の時、話しをしてはいけないの?」
「どうしてマスクをするの?」等、子ども達と問い直し考え、一緒に3学期の生活を作ってゆきたいと思います。