年長が掘ってきたお芋だからね! ~年長 秋の遠足~
連休明け、各クラスにはお芋が沢山入った段ボール。
年長が遠足に行っている間に待っていた年中、年少へのお土産(9月のお誕生日会のプレゼント)です。
登園してきた年長のYちゃん。栗やお芋を見つけると、「これ、Y達が掘ったお芋だ!」と大きな声が響きました。「みんなで分けたいんだけど、どうやって分ける?」と問いかけると、「ぞうさん(年中)集まってー。これ、年長が掘ってきたお芋だからね!みんなのお土産。わけるよー」とYちゃん。お芋を広げられるシートを出すと、「これは大きいの」「これは小さいの」と年中も混じり沢山のお芋を並べ始めました。その様子に年長たちが次々とやってきて「年長が掘ってきたから大きなお芋がいいなー」「この袋は小さいお芋しかない」「大きなお芋が足りない、隣のクラスに貰えるかも?」「これ、全部年長で掘ったんだよね。先生達全然手伝わないで!お母さんもいなくて子どもだけで!」とクラスみんなのお土産を分けました。
今の状況の中で遠足へ出かける事は沢山の準備と年中、年少さん皆さんのご協力があっての事でした。
遠足当日の自分たちで動き出そうとする子ども達、バスの中での会話、帰ってきてからの活動、子どもたちの絵など・・・。子どもそれぞれの関心が違い、見て、感じ、不思議に思い、驚き伝え合う喜びに満ち生き生きと自分たちで動き出す年長さんたちを感じました。