私たちで考える“新しい生活様式”⑥ ~お弁当の仕切りを作ろう! このクラスの取り組みから園全体に広がる~
年中さんのお弁当が始まる1週間前、年長さんに「ぞうさんもお弁当が始まるけど、どうやって食べる?」と問いかけてみると、「年長は椅子で食べる」「3人で食べる」「真ん中座るのは年長にして、ぞうさんを見守る」と色々な意見が出ました。
その中で「お店にある透明なやつを貼る」「私、作り方テレビで見たよ!ダンボールにビニール貼ったら作れる!」とAちゃんの仕切りを置くという話から、翌日ダンボールで作ってみることに。
Aちゃんが張り切って「もうちょっと細くするんだよ」とイメージを伝えてまわり、仲間で協力しながら切りましたが、高くする為に長く切ると、折れ曲がってしまう事がわかり、悩む年長さん。「吸盤でつけたら?」などとアイディアも出ましたが、良い材料が見つからず...。
担任が他のクラスの先生から「プラ板があるよ」とアイディアをもらい、次の日に早速年長さんに提案をしてみると、「お顔見えるしいいね〜」と喜んで納得し、「お弁当の絵描こう」「はと組だからはとにしようよ」と自分たちが使う事を想像し、ワクワクしながら絵を描きました。そして年中さんとのお弁当の日には、年中さんに「ここに置いて食べるんだよ」「つばとか飛ばないように!」と自分たちで作った仕切りを、張り切って伝える年長さんの姿がありました。