年長探検 ④ ~原っぱにお花がない?!~
3回目の年長探検。蜂や蝶を調べる図鑑や前回の楽しかった事を描いた絵を手に登園してきた子どもたち。公園に着いて、「今日も蜂いるかな?」とリュックを降ろし走り出そうとすると・・・
なんと芝生が綺麗に刈り取られ、シロツメクサが1つもなく、はちも蝶も全くいないのです‼
期待していた状況と違う中、子ども達はどうするのかな?と見ていると、「あれ、全然虫がいない」「花がないと、はちは来ないんだね。蜜がないから。きっと新しい花の所に行っちゃったんじゃない?」と話し始めました。しかし、子どもたちがじっと座り込み、草を覗き込むと小さなアリや虫が見えてきました。
公園の中を散歩しいつもと違う花の所に行くと、青や黄色、白の蝶が光の間を縫うように何匹も飛んでいました。その鮮やかな色に驚き手を伸ばしながら追いかけます。「じっとしていたら、来るかも?」とWちゃんが呟き、花の側に4人の子が座りじーっと待つと、蝶がやってきました。
羽を広げ優雅に止まり、蜜を吸う蝶の姿をじっと見続ける子ども達。まるで「わたしとあそんで」(マリー・ホールエッツ) の絵本の世界のようでした。
子どもと一緒に感じる蜂の不思議さ、蝶の羽の鮮やかさ、日差しの暑さ とても豊かな時です。