年長探検② ~T君の関心からの広がり~
2回目の年長探検の日です。前回ミツバチを捕まえて大喜びするT君とY先生の姿は、クラスの子ども達にとても印象的だったようです。「今日も、ミツバチいるかな?」「私も虫かご持ってきたんだ」との声が聞こえてきました。
Y先生も「はちみつ」(かがくの友 2016年)の本を準備し、公園でリュックを置いた子どもたちの側にそっと置いてくれました。走りだすとすぐに「やっぱりいた!」と花の上を歩くミツバチをじっと見るAちゃん。網で捕まえ虫かごのガラス越しに見入ると、蜂の足に何か丸いもの(花粉??)がついているのを見つけました。「これなんだろう??」と不思議そう。
「蜂蜜っていうけど、本当に蜂が作っているのかな?人間じゃないのかな?」
「四角い小さい部屋で蜂蜜作るって聞いたけどホントかな?」
幼稚園に戻り今日の探検はどうだったのかな?と聞いてみると・・・
■「蜂を捕まえて怖かったけどもう慣れて、何を食べるのか調べてみたくなった!!」
(Aちゃん Aちゃんは「はちみつ」の本を持ち帰りました。どんな事を調べてくるのでしょうか?)
■「最初虫1匹捕まえたけど逃げて、ちょうちょを採って、でもまた逃げられて寂しかった」(T君)
■「みんなで走って、水を掛けて楽しかった。それをお家でもお兄ちゃんともやってみたい!」(Sちゃん)
■「お花をとって真ん中についているフワフワのやつを調べたい。花びらがどんな花か調べる」(Ⅽちゃん)
■「今日ははちを2頭捕まえて、どうにか虫かごに入れたけど、かごが開いて逃げてしまいました。
残念でした。でも蜂があんまり怖くなくなりました。又探検に行きたいです。神様ありがとう」
(T君のお祈り)
T君の関心がクラスの友達に広がり始めています。子どもたちの小さな興味がクラスの友達に広がってゆく楽しさを感じます。