学年が上がった喜びをかみしめようと・・・2020年5月21日保育のようす, 園のきろく ある日、遊びに来た年長児の女の子とその弟の二人が、「先生~クラスのお部屋に入ってもいい?」と聞いてきた。自分のクラスや担任の先生は教えてもらっているのだが、実際には部屋に入ることも、先生と会うこともできていない状態なのです。年長となり、本来であれば今頃は、大きな期待をもって“年長探検”といってクラスごとに町の中に出かけ活動の準備をしているころでもあるのです。 静かな誰もいないクラスのなかで、一番初めに走っていくと「私、年長椅子に座ってみる、あなたはこれだよ」と小さな年少椅子を差し出していました。あこがれていたであろう“年長椅子”をしみじみと実感しているように見えました。何とも言えない光景でした。