お散歩の途中にさ、幼稚園に遊びに来てね!
幼稚園に20分交代で一家族ごと遊びに来てくれていますが、20分では“遊ぶ”には時間が足りません。ですから遊ぶというより楽しんで歩いて来てその途中の“寄り道”“みちくさ”に使って頂ければと思います。園に寄ってくれた子どもたちは、エサを作りあげたり、お父さんと“がらがらどん”の3階に上ったり、お母さんと本気で走ったり、中には年長ミッションを考え挑戦したり、三輪車の技(一本橋渡りや坂道上りなど)に挑戦しています。
“楽しんで歩く”というのは現代の子どもにとって難しそうです。楽な移動手段を知っているし、スマホなどの大人社会の刺激の強い生活に慣れているからではないでしょうか?自然物を拾う、集める、興味を持つ、触ってみる、観察してみる、匂いを嗅いでみる、動く虫に目を向ける、草花や水たまりなどでいたずらをするなど、子どもの関心に合わせ立ち止まり座り込むような散歩が乳幼児のころから生活の一部となっていないと難しいかもしれません。
子どもに合わせた目的を作り歩く(例えば~を買いに行くなど)ことから始め、センスオブワンダーの世界を目指して挑戦してみましょう。短い距離、時間でもよいお散歩ができましたらご報告もください。