ゆりぐみ お別れパーティー
ゆり組では、世界地図や新聞の切り抜きを持ち寄って、地球の問題や絶滅危惧動物のお話を聞き「チーターに会ったら、“フ・ジャンボ!”って挨拶しよう」と南アフリカへ行くための挨拶を覚えて準備してきましたが、遠足が中止となり、新たに「“ぎょうれつのできるすうぷやさん”のスープが作りたい!」「幼稚園にお花をたくさん植えて綺麗にしたい」と、気持ちを切り替えお別れパーティーの計画が進みました。
お別れパーティー当日、お花を買いに1人1人エコバックを持って出発です。橋の上では「(川が)キラキラしてるね」「川が海に繋がっているんだよ」「アフリカにも?」と声が聞こえたり、「あ!猫がいるよ」「しーっ、逃げちゃう」「1・2・3…4匹いる」と見つけると仲間に知らせ、小声で「フ・ジャンボ!」「本当にチーター君いたね」と話す可愛らしい姿が。1時間ほど歩いて奥戸園(植木屋さん)に着くと、「広いね」「お花がいっぱい」とグループ毎に園内を見て回り、1人ひとつお花を選びました。大きなミカンやカエデの苗木を「これがいい!」と指さす子も。会計を済ませ、それぞれのバックに入れて持ち帰りました。幼稚園に戻ると、お花を植えるチームとスープ作りチームに分かれ夢中で動き出しました。
「わー、いい匂いしてきた!」机を丸く並べたお別れパーティーでは特別なお弁当や温かいスープを食べ、思い出や年中さんに伝えたいこと、“素敵だと思う年長さん”の話もしました。最後にチーター君のお土産のバナナと、“カリブ・チャイ”を食べました。南アフリカへは行かれなかったけど、南アフリカの豆スープと美味しいお弁当やお茶、そして一年間共にしてきた仲間達との時間を楽しみました。神様、ゆり組の仲間をありがとう!(保育者より)