ぶどうぐみ 最後のリレー
お別れ遠足が中止という事態となり、クラスのYちゃんも一緒に全員が楽しめる場所での“ぶどうクラスのお別れ小遠足”を計画するということで、4月の年長探険でも行った緑地公園にいこう!ということで保育者3人の間では迷いなく決まり、年長児たちに「また、緑地公園に出かけたい」と伝え相談しました。横浜の遠足が地元の公園ということで子どもたちの気持ちが盛り上がるであろうかと心配しましたが、すぐに楽しみたいことが出てきました。「リレーをしよう」とも声が上がりすぐに準備が始まり、気持ちはすぐに緑地公園での楽しみに切り替わっていました。
当日の公園では、3人組チームとブレーメンチームに分かれて対決となりました。フェスティバルで1位になった事が嬉しかったぶどう組。足が速くて、みんなから頼りにされていた年長のA君が、ブレーメンチームの走る順番を考えてくれましたが、1回目は残念ながら僅差で負けてしまいました。2回目、順番を変えてリベンジです。ぞうさんのB君は、A君に「1番走ってくれる?」とお願いをされて、少し不安な表情に。そんなB君の様子を見て、「抜かされても大丈夫だよ、2番は僕が走るから!」と頼もしい言葉。保育者は最後のリレーという事で、両チームに勝ち点を取って欲しかったので、助言をしたい気持ちにかられましたが、A君の言葉を信じて任せる事にしました。すると、本当にA君の言葉どおり抜かしてくれて逆転して1位に!優しくてたくましい年長さんの姿を憧れの眼差しで見ていた、ぞうさん(年中児)たちは、どんな年長さんになるのでしょうか!楽しみです。青い空の下の広い原っぱで思いっきり体を動かして気持ちよかったね!(保育者より)