久しぶりのとんかち 楽しいー!!
子ども達ととんかちを運び、数を数え、木片の入ったかごを用意し、木工が始まります。
とんかちの音が聞こえ始めると、「やりたい!」と数人の子ども達が集まってきました。年長のBちゃんは、木片を選ぶと「やったことあるから大丈夫!」と独り言のように呟きながら丁寧にくぎを打ち始めました。
釘を1本打つ毎に材料(コルク・ストロー・布・フエルト・モール・etc)を選び、どんどん重ねて打ち付けゆきます。「いい事考えた!こうやったらヘリコプターみたいに動く!」 「いい事考えた!この横にもつけたら凄くなる!」 「このキラキラ(モール)を動かない様にするには・・・ 」 次々に続けてゆくのです。
40分程かけて小さな木片いっぱいに打つと、「あー・・・ 久しぶりのとんかち 楽しいー!!」と一言。
大人の様に“綺麗に見えるためには?”“どうやったら上手く出来るか?”等を考えるよりも、Bちゃんの思いやアイデアと素材が絡み合い、作る過程を楽しむ表現に繋がってゆくのです。