自分の気持ち、友達の姿に気づく・・・
久しぶりの登園に、沢山のやりたい事を秘めてやってきた年長達。
卒園式を間近にし、子ども達と語りあいを繰り返す中で、子ども達の気持ちが現れ始めました。
T ずっと一緒に遊んだ友達のいい所とか、素敵な所を探してみたいんだよね。 (T 保育者)
その事をみんなで考えて、嬉しい卒園式を迎えたい。
D Kとサッカーしたのが楽しかった。
T どうして、一緒にサッカーしたのが楽しかったんだろ?
D Kと友達になれたから。Kはこまも上手だし、サッカーも上手。子ヤギのお父さんも、カッコ良かった! 1人でK頑張ったから、僕も頑張れた。
C 劇の最後の“俺様の歌”、劇の為に声全部使った!
T Bちゃんもそうだったね。D 君が頑張ったら、Bちゃんも頑張った。あれ、凄く楽しそうだったね
C 私、チューリップの時、何でも「やだー」って言ってた。恥ずかしがり屋だった。
D 年長になると友達が欲しくなる。友達がいいなぁーって思うようになる。
T どうして“友達”って欲しくなるのかな?
C 年長だと、仲間いっぱい集めたら楽しい。
M 小さい時と、今の自分は違うんじゃない?自分がドキドキすると、年少の時は気にしていなかったけど、大きくなると気にしちゃう。 男の子の頭の中はコマばっかり。脳みそがコマ!
私の頭はコマは少しで、踊りたい。劇とか遊ぶのが楽しくて、前に出るのが大好き。
前でばっとやりたくなる。曲決めて、どんどんやりたくなる。Cちゃんがいると、どんどん考えられて楽しい。1人は楽しくないけど、仲間が増えていくと楽しくなる!!
D 仲間が増えると、みんなが合わさってみんなで遊びたくなる。
M 自分が行ったことを「それ、いいねー」って言ったり、「これはどうかな?」って話し合っていると、どんどん仲良くなって遊んだ事がない子も遊ぶようになる。
子ども達は思いを巡らし自分の気持ちを伝え、友達の言葉を聴き、また自分で振り返り考え語る・・・
その中で自分の経験や思いだけでなく、友達の新しい姿にも出会い驚きその思いに気づきながら自分の言葉で語り始めています。
≪いろんな事の話し、どう?≫と問いかけてみると・・・
Ⅾ君「いろんな事考えると面白い! どうしてかなーって思っていると前のこと思い出して、面白かったとかやりたかった事が出てくる。それで子どもで話していると、又頭がぐるぐるになって又話して、こんな気持ちってなってくるんだよね。」
(保育者より)