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先生、おしっこ出たよ           

出来事

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年少のFちゃんは、紙パンツで登園して来ていました。  紙パンツが濡れて重たそうになっても、「このままがいい」と変えません。
3日後、同じ紙パンツの友達が布パンツに履き替え「お兄ちゃんパンツだね〜」と話していると、「Fちゃんも、とりさんパンツあるよ」と着替え袋からパンツを出して自分で履き始めました。
翌日トイレに行きたそうなそぶりに「一緒におしっこ行こうか」と聞くと「ママとお家でするからいい!」と頑なに我慢をしてそのまま過ごしいましたが、翌週「先生おはよう、Fちゃん、幼稚園来たよ〜」と言う声の様子は、少しずつ幼稚園を楽しみ始めたような気がしました。その日は、保育者の側で紙を丸め、箱にテープを貼り続け、はさみで山のように紙を切り1時間過ごしました。

すると、安心し気持ちが解放され始めたのか?いつも我慢していたおしっこをもらし「先生、おしっこ出たよ」と教えてくれたのです。
「お着替えする??」「する! 今日は車のパンツだよ」と一緒に着替えを済ませました。

自分でトイレに行かなかったのかな?  お家ならトイレで出来るのに・・・  先生と一緒ならいけるかも?

しかし、大好きな先生が出来る事 幼稚園が安心できる場所になる事 その安心の中でゆっくりと自分たちで生活(自分の事)をやってみようとする姿を大事にしてゆきたいと感じています。

(保育者より)