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近くで見てみたい!さわってみたい!

出来事

雨の降りだしそうな曇り空のなか小さな子どもたち44名を迎えて、今年度の入園式が行われました。初めてたくさんの友達と一緒にお話を聞き、聞きなれない歌をうたい、各クラスの先生たちから遊びや活動の紹介がなされました。その式のなかで先生たちが絵の具の紹介で絵を描いたり、積み木でものを作り始めると興味を持ち自然と体が動いてしまうように立ち歩いて、紹介している前に出てきてしまう子どもや、その姿を見て自分もはしゃぐように出ようとする子、そして、集中できず飽きてしまって立ち歩こうとする子どもなどもみられました。

初めて集まり話を聞くような子どもたちに、このように並んで座って静かにしているような時間をつくる私たちが考えなければいけないのですが、子どもたちの、先生から紹介されるウサギや積み木、新聞紙のちぎる遊びなどをみて“近くで見てみたい”“さわってみたい”という子どもたちの興味に向かう自然な動きと、前に出てくると他の子どもが真似て動きだし式として成り立たなくなる、みんなの邪魔になるという思いから、子どもの行動を止めたり、言い聞かせることの難しさを感じました。

とにかく、これから始まる保育場面では十分にその子の興味、関心に飛び込んでいけるような時間と環境を大切にしてあげたいと感じた入園式でした。これからはお外でいっぱい遊ぼうね!!

 

近くでみてみたい、さわってみたい