園のご案内園での生活みんなの声入園のご案内ご意見・ご感想
back
 


子どもたちからのメッセージ 2012年7月

林間保育  新潟県八海山スキー場にて
  7月23日(月)〜25日(水)

 20数年の間、毎年活動してきた群馬県を離れてから、この地での2回目の林間保育となりました。まだまだしっくりこないところもあるのですが、この場の良さを生かして今年も計画していきました。“しっくりこない”とは、2日目の適度に楽しんで歩くことのできる山登りの場所が見つけられていないなど、楽しみ方が作られていない?見えてこない部分がある、ということだと思います。

 とは言いながらもこの地で2回目の挑戦であるために、楽しみ方も少しずつ見えてきたようにも感じています。たとえば、宿前のひらけた草原は、生活する宿舎と隣接しているため何気ない時間に子どもたちだけで出てきて過ごすことができるのです。このことは、大人の旅行のようにイベント的に催し物を行うのではなく、宿での生活と繋がるように?子どもに合ったスケールで?その宿前の草原を使い、虫花チームは花束をたくさん作りパーティーの準備をしたり、森にクワガタやかぶと虫を捕まえに行き、料理チームは火を熾して芋を焼き、園の活動で作ってきたジャムや梅干しを持ち込み食事やパーティーで使いました。また、探検チームは目の前のスキー場の森のなかに入り込み四つん這いとなったりロープを使って山の崖のような斜面を登り下りを楽しみ、歌チームは、レモネードを作りながら楽しかったことを言葉にして集め、歌を作り歌い続けました。

 このように、3日間の生活はクラスの10名ほどで過ごしますが、クラスを越えて自分たちの希望で4つのチームに分かれ1か月ほど前から準備をして活動してきました。現地ではどのチームもバスで連れまわされるのではなく、目の前の広場や森へ自分たちの足で歩き、子どもたちのペースや楽しみ方を尊重し活動することができたのではないかと感じています。

 この林間保育をとおして、今後の生活で先生や親に依存ばかりしているのではなく子ども自身が“主体的に生活していく”ことのきっかけになることを期待しています。


▲1日目の川は森の中にあり、仲間で沢を上っていきました。
▲目の前にいる生き物がみえるでしょうか?

▲子どもたちで荷物を運んでいる姿は期待に満ちていました。

▲運び終えるとクラスで部屋の準備です。

▲おじさんたちにあいさつしたあと、あるクラスは裏山の田んぼに行きました。
”メーメー” がついてきました。


▲1日目の夜、”人文字絵本”を読んだ後、文字を作り始めました。

▲朝虫チームは5時から集まり、新しい1日が始まりました。

▲食事の後ゴンドラに乗り、竜の山へ探険に行きました。

▲あるクラスは”しそジュース屋さん”を開き、みんなが来ました。


▲山を下りた後川に入り、何度も水に飛び込みました。

▲大騒ぎの後のスイカは本当においしかった!

▲大きすぎた火を囲んで、ダンスをし、礼拝をしました。

▲探険チームの有志はテントで朝をむかえました。

▲朝食前は礼拝の後、虫を捕まえ散歩をして過ごしました。

▲食事の前に荷物を詰め込みました。

▲最後の朝食です。

▲虫チームは最終日にくぬぎの森へ。クワガタ、カブト虫がみつかりました。

▲お別れパーティーでは、各チームが準備して楽しみました。